かいじ113号 3号車7番D席

アクセスカウンタ

zoom RSS 寝台特急考

<<   作成日時 : 2006/09/16 01:02   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 2 / コメント 6

ブルートレインに関して、僕らの世代は『走るホテル』などと呼ばれていた時代があったらしい、と認識する程度である。

国鉄の赤字が常態化し、長らく据え置かれていた料金体系が見直されたため、寝台料金が跳ね上がり急速に客が乗らなくなった。凋落したブルートレイン、それこそが僕らが知る姿だ。

あの頃はJR発足後すぐの時期で、JRは『あさかぜ』に24系25型寝台車が投入してブルトレ復権を目指していたようだ。手元の資料には『あさかぜ』が16両編成として書かれている。

食堂車にロビーカー、カルテットなどといった新しい試みも、飛行機に流れる客足をとめるに至らなかった。初めて実際にみた『あさかぜ』は既に短編成、下関どまり、『瀬戸』から流用したロビーカー、剥げ落ちた塗装。見るからに老朽化していた。

寝台特急は寝台券+特急券+乗車券を買わないと乗れない。一番安いソロ・普通B寝台でさえ6300円する。それだけの金を払ってぼろい寝台に泊まるのと、早起きの苦労を伴って朝早く飛行機に乗るのでは割が合わない。

どう考えても普通B寝台で客が集まる時代は終わってます。



『あさかぜ』の廃止までに、様々な取り組みが行われ寝台特急は付加価値を付けるために色々な形に変化した。

例えば『トワイライトエクスプレス』。大阪−札幌という長い距離をゆったりとしながら移動する、いわゆる本物の「旅」をする列車。日本海の夕焼けを見せるために全席が海側を向いたロビーカーや深い緑を色調とした専用車両(もっとも24系25型の改造なのですが・・・w)、スイートなどの高付加価値個室。

例えば『サインライズエクスプレス』。狭いうるさいの悪評判だった電車寝台でありながら、未だに高い乗車率を誇る。

例えば『カシオペア』。全てがA寝台で、安い旅行をすることなど最初から視野に入っていない。



今は高速旅行の時代。だが社会は高齢化している。やがてマイカーで旅行するのは疲れるから嫌だなんていう人が増えるだろう。

そうしたとき、遠出する年寄りたちは飛行機で移動するだろうか?

否、それはないと思う。飛行機に乗ったことがある人ならあれがどれほど疲れる移動手段であるか知っているはずだ。新幹線もまた然り。座席に座り続けることは疲れるのである。

いつかきっと寝台特急列車の復権があるものと信じている。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(2件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
トワイライトエクスプレス
過去の記事まで読ませていただきました。 ...続きを見る
スポーツ用品通販
2006/09/20 09:50
トワイライトエクスプレス
ブログの検索からきました。 ...続きを見る
激熱通販ショッピング
2006/09/20 11:05

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
はじめまして、鉄旅と申します。
私も同感です。かつて流行った船旅のように、のんびりの時間を楽しむ旅の形態。
でもブームで終わらせないために、毎日運行ではなく隔日とか週一とかプレミアをつけるといいような気がします。
魅力ある寝台列車の旅がしたいですね!
鉄旅
2006/09/16 08:34
>どうもはじめまして、鉄旅さん。
運行日が少ないと利用しやすさも変わるわけですから、プレミア度と利用しやすさの妥協点をどこに置くかが重要なポイントになるかと思います。

>>魅力ある寝台列車の旅がしたいですね!
ごもっとも、同感です^^
じんぼく@かいじ113号
2006/09/16 10:20
はじめまして、Stellaと申します。

旅を楽しむにはやはり鉄道で行きたいと
思います。

私と息子は寝台車に乗ることも目的の一つです。
寝台列車で過ごす時間を楽しむ、移動する時間も
旅行だという気持ちです。

寝台車に乗ると、乗車している人との会話も
楽しむ余裕が出ますから、いい旅行になります。

Stella
2006/09/16 18:29
はじめましてStellaさん。

そうですね〜。寝台列車や船などは移動時間中、動いたり楽な姿勢でいたり出来るのがいいですよね。もっとも、船は酔うことが(ぁ

おでかけなのに普段着の気分でいられる、それが魅力ですねーいいですよねーw
じんぼく@かいじ113号
2006/09/17 03:31
豪華寝台列車も寝台が生き残るのに有効だと思うけどノビノビ座席みたいなショボイけど安い寝台もある程度需要あると思う。ノビノビやごろんとシートはすぐ予約埋まるんだから今の寝台だって料金体系見直せばそこそこうまくいくんじゃないか
種苗
2006/09/21 01:36
んー。

今後高齢社会化が進めば鉄道利用客の年齢層も上がっていくわけで、そうなると求められているものも 安さより質 になっていくのではないでしょうか。

ただまぁ、実際寝台料金が3000円とかくらいならばかなり敷居も下がるとは思います。でもやはり上記の理由で、一時しのぎにしかならないかも。もっとも、一度寝台で旅行したことがあれば今後乗る時に抵抗を感じにくいから、寝台利用者の開拓という意味では有効な戦略かもしれないですね。
じんぼく@かいじ113号
2006/09/24 00:53

コメントする help

ニックネーム
本 文
寝台特急考 かいじ113号 3号車7番D席/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる